
ブログ記事の外注化をしたいけど、どんな風に募集していいのかわからない。
今回は、私がこれまで使ってきた募集マニュアルを参考に、外注ライターを募集する時に何に注意するべきか、良くないライターに当たらない方法、このあたりを具体的に解説します。
掲載している募集文はあなたのブログのテーマや方向性によって、テンプレの内容はを好きに変えてもらえばOK。
ひとまず失敗しないための外注募集の方法を理解しておきましょう。
もくじ
外注募集のテンプレート【簡単動画解説】
ブログ記事の外注化は自分で一から考える必要なし
- 始めから完璧は無理
- 時間とともに成長
- 最初は丸パクリで問題なし
ブログ記事を外注化しようとすると、まだ見ぬ世界へ飛び出すのについつい完璧を求めてしまいがち。
今まで人を頼らず自分でコツコツやってきた。
そこで外注化となると、他人がかかわるので恐縮してしまうのはわかります。
けどそんな心配は一切無用。
トレンド系の記事を書いてもらう場合は特にです。
ライターは素人~プロまでピンきり。
1記事3000円とか10000円とか取る人も世の中にはいますが、1記事1000円以下でお願いする場合、ライターさんもとても低姿勢で親切な方ばかりです。
私はあたったことがないけど、中には「俺が書いてんだぞ?」ばりに傲慢なライターもいるという話をチラホラ聞きますね。
というわけで、これから外注化をはじめるあなたに向けて「募集用のテンプレート」を貼っておきます。
外注化:募集マニュアルのテンプレ
クラウドソーシングで使える募集マニュアルのテンプレ
私はクラウドワークスを愛用してきましたが、シュフティでもランサーズでも特に問題なく使えるはずです。
これはトレンド系のブログ記事を外注するときに使えます。
(もちろん文字を変えればどんなブログでもOk)
※クリックで拡大
ちなみにワードでよければこちらから自由に使って下さい
外注募集に記載すべきことはコレ
- どんな仕事なのか?
- 募集対象は誰?
- 必要な作業環境
- 募集要項
- 報酬
- 選考事項
どんな仕事?
応募してくれるライターさんに、あらかじめ仕事の概要を説明しましょう。
専門性が必要なのか、誰でも気軽に書けるものなのか。
報酬や条件だけがマッチングして契約してしまうと、「すみません自分にはなんだか合ってなくて・・」と振り出しに戻る場合もあり。
これだけは譲れない!という条件があれば抜けなく記載します。
募集対象は誰?
いわゆるターゲットです。
- 副業している男性サラリーマン
- 30代子持ちの主婦
- 20代の新婚ママ
- ベテラン40代のライター
どんな人物が記事を書くのに適しているかは、運営しているブログの方向性やサイトの雰囲気にもよります。
記事作成マニュアルを作っても、文章は個性が出るもの。
例えば「テレビドラマの感」想ひとつにしても、40代の男性会社員と、20代の新米ママでは生活環境や立場の違いから、そもそも感じ方が違いますよね。
ブログを読む層となるべく近いライターさんだと、文体が読者に好まれる可能性大となります。
必要な作業環境
スマホだけではだめですか?
最近募集をかけると、高確率でこの質問がきます。
過去にスマホだけで記事を書いてくれる方にお願いしたことがありますが、正直おすすめできません。
パソコンユーザーと比べると圧倒的に情報量が少ないし、画像なども後々触ってもらうとなるとスマホだけだと厳しい。
連絡方法にスカイプやチャットワークを使う場合はその辺りを記載してもいいですね。
募集要項
一週間に何記事お願いしたいのか?
初心者、それともベテラン?
たくさん応募があっても、選考する時間も労力もムダなので、ここである程度ふるいにかけて置きます。
募集要項を細かめに書いておけば、自分の理想的なワーカーさんが集まりやすくなります。
報酬
〇円/1記事
〇円/1文字
文字単価か?、記事単価か?
500記事以上外注してきて思いますが、
文字数が多い=良質な記事 というわけではないです。
というわけで私は文字単価よりも記事単価を設定します。
ちなみに1記事1500文字以上と言っておけば、だいたい2000文字近い記事を納品してくれる素晴らしい方が多いですね。
選考事項
ここが重要です↓
1.自己紹介
2.1日にできる作業時間
3.意気込み
応募する人には、上記の「この3つを欠かさず書いてくださいね」と記載します。
自己紹介や意気込みを書いてもらうことで、お互いの仕事が円滑に進むことが確認できる?・・いえそうではありません。
普通に考えれば募集要項に書かれた中身は、ワーカーが正直に書いて来て、こちらは全てに目を通してあなたが最適な人物を選べる、と思うかもしれませんが、
上記3つの記載事項を依頼して募集をかけた結果
↓↓
だいたい10人中3人のワーカーさんは、この3つを完全無視して応募してきます。
もうこの事実だけで何がわかるかと言えば、
- 文章を読んでいない
- 応募テンプレ使いまわし
このどちらかに該当するワーカーということ。
ライターさんとは契約後に仕事を共有する際、意思の疎通やコミュニケーションが大事。
もしかしたら、この先1年以上お仕事を依頼する関係になる可能性があり、クライアントとしてはきちんと要望に答えてくれる人でないと困ります。
募集要項をきちんと読んで、1.2.3と質問に丁寧に答えてくれる方は、性格的にも几帳面で仕事に真面目に取り組む方が多いのは間違いなし。
ぜひこれは取り入れてください。
外注募集してから契約までのポイント
ブログ記事を外注募集をかけるとどのくらいで契約に至るのか?
その過程を端的に解説します。
募集期間は何日に設定するか
クライアント(あなた)は、外注ライターさんを募集する期間を任意で設定できます。
クラウドワークスだと、0日後から14日後まで。
個人的に全期間試した訳ではありませんが、感覚的には3日から4日が応募者が多く集まる傾向にあります。おそらくクラウドワークスで仕事を探しているワーカーさんは募集締め切りが早い案件を優先して見ているのだと思います。
※外注したい人数が例え1人でも、確実に応募者は多いほうがいいです。
数撃ちゃ当たるではないけど、3人から1人選ぶよりは10人から1人選んだ方が確実にスキルも人間性も納得いくライターさんに出会えます。
ということでおすすめは3日程度。
募集に対し応募が来る人数について
一回の募集で5~10人くらい。
ちなみに有料オプション(応募を目立たせるなど)は一切付けていません。
私の場合、トレンドブログでも一般的な特化型ブログでも募集要項は変えていませんが、上に紹介した募集テンプレを使いまわしても応募はあります。
狙いたいライターさんのターゲットにもよるところですが、
- 初心者から中級者
- 記事単価は400円~1000円以内
これでも十分に応募が来ると思います。
ガチの初心者さんの場合は、ある程度の教育が必要ですが、仕上がってくる記事は中級者と大差ないのでそこは気にしなくても大丈夫です。
だめなら次!外注化に慣れるまでは数をこなす
応募が来ないor応募者から選べない
クラウドワークスで外注募集をしても、募集期間が3日間の場合、タイミングによっては応募が来ない場合もあります。
最初は応募が来ないと、「応募内容が悪いんじゃないか、何か間違っているかも」とドキドキしますが心配無用。
何度でも同じ仕事を掲載すればいいだけだし、手が空いている、仕事を探しているライターとマッチングするのは縁みたいなものなので、特に気にすることはありません。
また、応募してきた方が少なすぎて、更に条件も合わないのであれば無理に採用する必要はありません。
良心が働くと、「採用しないと悪いな」と感じて手当たり次第採用する場合がありますが、使い物にならないゴミ記事が溜まるはもったいないです。
募集もどんどんかける、合わないワーカーさんは数記事で契約終了して次を探す。
短いサイクルで外注を続けていれば確実に良質なライターさんに出会えますよ。
記事外注化の募集マニュアル【今回のおさらい】
- 外注化は初めから完璧を目指す必要なし
- 外注募集はコピペで自分なりにアレンジすればOK
- テンプレをアレンジして自分用マニュアルを作ろう
- 募集要項に目を通さないで応募してくるライターを見極める必要あり
- 良いライターさんと出会うために何度も募集をかけるべき
ブログ記事の外注化は踏み切ってしまえば、簡単に人を雇えますし、危ないものでもトラブルも皆無です。
もちろん常識的な対応は必要ですが、難しいスキルは一切不要。
そのくらいクラウドワークス・シュフティ・ランサーズなどアウトソーシングのサービスは誰でも安心して使えるプラットフォームになっています。
ブログ収益を一気に加速させる外注化にチャレンジしましょう。