
あなたはボーナスを何に使うか考えていますか?
旅行?豪華な外食?それとも欲しかった物をゲットする?!
なんてワクワクする一方で、
なんとボーナスの使い道の1位は貯蓄だったそうです。
(※消費者庁が2017年12月に実施した調査)
多くの人がしっかりと貯蓄をしているんですね。
そこで今回は、ボーナスの貯蓄の割合について何割がおすすめなの?
平均の貯蓄額はいくら?についてまとめたいと思います。
ボーナスの使い道に迷っている人、しっかり貯蓄をしたい人は要チェックです。
ボーナスの貯蓄の割合は何割がおすすめ?

ボーナスの支給額は会社や地域によりますが、多かれ少なかれ貯蓄に何割かは回したい。
ボーナスの貯蓄の割合が何割がおすすめ?については、
毎月の貯蓄額にもよりますが、ボーナスの7割貯蓄がおすすめです。
ちなみに、毎月の貯蓄割合は最低でも1割がおすすめです。
→【貯金の話】30代夫婦の月平均貯金額はいくら?貯金のコツも紹介!
毎月の給料が30万円、ボーナスが60万円だった場合、
月3万円×12ヶ月とボーナス42万円×2回で、年間120万円の貯蓄が可能です。
単純に計算すると、10年間で1,200万円貯蓄することができるのです。
でも、「貯蓄して何に使うの?」と貯蓄目的がない人は、実践することが難しいと思います。
そこで、ボーナスを貯蓄に回す理由をみてみましょう。
ちなみに、ローンの返済がある人は5割の30万円を貯蓄に回すと良いでしょう。
ボーナスを貯蓄に回す理由
ボーナスを貯蓄に回すには、お金を貯めなければいけない理由があるとスムーズにできますよね。
そこで、ボーナスを貯蓄に回す理由をまとめてみました。
子供の教育費
教育費は特にお金がかかるので説明します。
文部科学省の調査では、子供が幼稚園から大学まで公立で通っているケースで約540万円かかると言われています。
私立に通っているケースでなんと約1,770万円です。
子供が大学に入る前までの18年間で、1年に60万円教育費として貯蓄したとすると1,080万円貯めることができます。
→子育ての貯金の目安!毎月の金額はいくらで困らない?学費のすべて
子供が2人いる場合は単純に計算して倍のお金が必要なわけですから、教育費を貯めることは大変ですが必要なことがわかります。
老後資金
老後資金は、退職金や年金についても考えて貯めなければなりません。
→2000万円を貯金に何年かかる?ないと年金だけで老後生活できない!
マイホーム資金
マイホームは購入するのか、賃貸物件に住むのか、実家を継ぐのかによっても変わりますよね。
いずれにしても2000万~3000万を超える人生でもっとも高い買い物になるのでボーナスを費用に当てるのは当たり前になっています。
ちなみにリアルな住宅ローンの明細も公開しています
→住宅ローンをいくら払っているか教えます!会社員のリアルな財布事情
結婚資金
結婚資金も人それぞれです。
結納・婚約・挙式・披露宴・新婚旅行など、何にお金をかけるのかは夫婦それぞれですし、地域差などもあります。
結婚式だけでなく、結婚を期に大きなお金がかかるのは間違いないので20代で結婚前はこうした費用も貯蓄しておきたいところ。
→ボーナスの平均額はいくら?20代30代の手取りを男女別で比較!
収入の変化に対する備え
いつ収入が減るかはわかりませんよね。
女性の場合は、結婚や出産を機に仕事を休む人もいるでしょう。
収入に対する備えはあった方がいいです。
病気や災害に対する備え
保険に入っているから大丈夫という人もいるかもしれませんが、保険の手続きが遅れてしまったり、保険適用外の場合はお金が必要です。
見落としがちですが、万が一に備えて病気や災害に対するお金も考えましょう。
ボーナス 平均の貯蓄割合はどれくらい?

ボーナスを貯蓄に回す理由を考えると、もっと貯蓄しないといけない気持ちになりますよね。
ボーナスの平均の貯蓄割合について調査したところ、
2人以上の世帯では、1割以上の人がボーナスの5割以上を貯蓄に回していることがわかりました。
※「家計の金融行動に関する世論調査」(2018年)
実際に貯蓄をしている人は、かなり頑張っていることがわかります。
また、単身者世帯では、2割の人がボーナスの5割以上を貯蓄に回していました。
先ほどボーナスの7割を貯金するのがおすすめとお話ししましたが、理想と現実には差がありそうです。
でも、2人以上世帯の場合、すでに住宅ローンを抱えていたり、子供の教育にお金がかかっていることが考えらます。
ボーナスをあてにした支払いが大きいとなかなか貯蓄には回らないのが現実ですね。
ちなみに、ボーナスの貯金割合はゼロでした。
(2人以上世帯・単身世帯の2割近くの人がボーナスから貯蓄をしていない)
このようにボーナスの貯蓄状況は人によって大きな差があることがわかりました。
少なくともボーナスで貯蓄できている人の方が貯蓄額が多いのは間違いなさそですが、家計管理をしっかり行なって、上手に貯金できるように頑張りましょう。
まとめ
- ボーナスの貯蓄の割合は7割がおすすめ
- ローンの返済がある人は5割がおすすめ
- ボーナスを貯蓄に回す理由があるとスムーズに貯蓄できる
- 子供の教育資金、老後資金、マイホーム購入など
- 2人以上世帯の1割以上がボーナスの5割以上を貯蓄している
- ボーナス貯蓄の理想と現実には差がある
将来を考えると・・
私の場合、妻が専業主婦ということもあり、ボーナスの8割は貯蓄に回し、子供の教育資金はもちろんのこと、車購入や老後に備えています。
あとの2割は欲しい家電があれば購入資金の一部にしたり、趣味である旅行のために貯蓄ししています。
将来困らないように、子供が希望の道を進めるようにお金を貯めることが必要不可欠。もちろん、海外を含めいろんな場所に旅行するためにも貯蓄は大事。
ボーナスでそこまでする?と思う方は要注意。
毎月の給料を貯蓄に回すのは、家計のやりくりを見直してもほんのわずかに貯蓄が増えるのみ。
ボーナスが5年後、10年後も安定してもらえるか?というとバブル崩壊やリーマンショックのような景気の暴落はかならず訪れます。
もしこうした予期せぬ事態の時、真っ先に減収となるのはボーナスです。
年収からボーナスが丸々無くなってしまったら?特に支払いにボーナス払いを付けている家庭は危険信号。
20代、30代はこうした先行き不透明な中、お金の使い方、貯蓄のあり方を見直していく必要がありますね。
会社に頼らず、景気が暴落しても安心して生活するためには、新たな収入源を今から考えておく必要もあります。(国が副業を推奨し、老後貯金2000万円、年金に頼るなという時代です・・)
こうした新たな収入源を考えたい方に向けて、私自身の経験をもとにしたメールマガジンを無料で配信しています。
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