
テレビやネットで「毒親」という言葉が最近出てきますが、
「私って、実は毒親なのかな?」とにわかに不安になっていませんか?
本当の毒親は、子供をちゃんと良い子に育てようと思っているので、悪いことをしているという意識はないようです。
そこで今回は、毒親の特徴である過干渉・支配・虐待タイプについて、まとめていきたいと思います。
毒親の原因や毒親にならないための方法についてはぜひチェックしてみましょう。
もくじ
毒親の特徴とは?過干渉・支配・虐待の3タイプ

毒親とは、一般的に過干渉してしまう親のことを言います。
干渉をし過ぎてしまうと、子供は心を閉ざしたり体調を崩してしまいます(子供の心や体に毒がまわると言われる)。
過干渉以外にも支配タイプや虐待タイプ、またはそれらが重複するタイプがあります。
- 過干渉
- 支配
- 虐待
3つのタイプについて見ていこうと思います。
知らず知らずのうちに当てはまっていないか振り返りましょう。
毒親・過干渉タイプ
子供の考えや行動に、何でも口出しする毒親は「過干渉タイプ」です。
「あなたのためを思って言っているんだよ」と言って、子供の考えや行動を自分の思うように変えようとしたりします。
子供が自分で判断する前に親が先回りするのが特徴です。
また、それに伴なって子供を「監視」します。
例えば、友達や先生との関係などについて全て把握しようとします。
ここで忘れてならないのは、決して嫌がらせの意味ではないということです。親は良かれと思って、子育てとはこういうものだと信じてこの過干渉が当たり前になっています。
毒親・支配タイプ
自分の考えを子供に押し付けている毒親は「支配タイプ」です。
子供の人生は親のものと思っていますし、子供に尽くしてしまうために、子供の自立する力を奪ってしまいます。
子供のことは何一つ考えないので、子供に親の夢を背負わせたりします。
また、「親の言うことを聞きなさい」「それはしてはダメ」と否定的なことばかり言ってしまいます。
- なんで言うことを聞かないの
- なぜ私を困らせるの
- いつもダメって言ってるでしょ
こんな言葉ばかりを子供に浴びせる親は容易に想像できませんか?
しかし、言ったことに対して「なぜそうしないといけないのか」という、
納得できる理由を説明できていれば、支配しているのではなくしつけをしていると言えるでしょう。
毒親・虐待タイプ
子供に暴力をふるっている毒親は「虐待タイプ」です。
感情的になり怒鳴る、手を挙げる、肉体的・精神的暴力を振るいます。
また、「家を追い出す」「食事を与えない」など。
最近もニュースで親による子供の虐待のニュースが絶えず報道され、私自身胸が張り裂ける思いです。
子育てをしていれば、親の気分や体調に関わらずワガママを言い、困らせ、時には悪魔のように思えることすら子供にはあります。
しかし、小さく、弱い子供に対して、暴力をふるうことはあってはならない行為です。
これらを「しつけ」と思ってやっている親もいますが、自分のモノサシだけで判断するのは大間違いの元、立派な虐待です。
毒親の原因とは?
毒親の原因ですが、このような人がなりやすいという傾向がありますのでチェックしてみましょう。
- 性格が真面目
- 完璧主義
- 子供が生きがい
- 子供と自分は一心同体と思っている
- 子供と自分は他人であることを理解する
- 子供以外の生きがいを見つける
- 子供には考えがあり、その考えを尊重する
良い子を育てるための、良い親をやめることが1番です。
子供は大切でかけがえのない存在ですが、そのために子供だけを見て子供に尽くしてしまうと、毒親になってしまいます。
子供は一人の人間ですので、親が全てを言わなくても、一人で考え行動できます。
失敗したり挫折することもあると思いますが、それは子供には良い経験になるのです。
大人になって失敗するより、子供のうちにたくさん失敗させてあげてください。
そうすれば、自分一人で立ち上がって進む力がつくでしょう。
また、子供ばかりに目を向けるのではなく、自分にも目を向けてください。
自分の人生を充実させるために、趣味を見つけたり勉強したりしてみましょう。
子供と親が自立し干渉し過ぎないでいることで、適度な距離感が生まれ、お互いに幸せで温かい家族が築けるのではないでしょうか。
私たちは毒親かもしれない
自分が毒親ではなくても、身近で毒親かもしれない人はいませんか?
そのような人がいるなら、声を掛けてみてください。
子育てする親同士で会話することで、「自分は過干渉すぎているのではないか」「子供を支配しているのではないか」と気づく人がいるかもしれません。
私の妻も子供が産まれた当初、良い親になろうと何でもかんでも頑張っていました。
そんな妻を見て「頑張り過ぎないでいいんだよ、手を抜けることは抜きなさい」と言ってくれた人がいます。
そのときに1から10まで手をかけ、実は支配に近かった自分の子育てを振り返り
「程よく力を抜いて頑張ろう、小さいだけでこの子は一人でもできることはたくさんある」と妻はそう気づいたそうです。
気づきって、とても大切だと思いませんか。
まとめ
- 毒親とは、一般的に過干渉してしまう親のことを言う
- 子供の考えや行動に、何でも口出しする毒親は「過干渉タイプ」
- 自分の考えを子供に押し付けている毒親は「支配タイプ」
- 子供に暴力をふるっている毒親は「虐待タイプ」
- 性格が真面目だったり、子供だけが生きがいの人は毒親になりやすい
- 毒親にならないためには、良い子を育てるための良い親をやめること
金銭的不安はあってはいけない
ここでは、毒親の特徴を3つのタイプにわけてお伝えしました。
さらに毒親や子育てについて深く調べていくと、子育てと「家計・お金」は大きく影響していることがわかっています。
よく言われるのは、成人した子供に対して親が金の無心をしてくるというもの。
今回の記事では20代、30代の私と同じ子育て世代に向けて書きましたが、こうした金の無心をしてくるのはその親世代ですね。
とはいえ、子育て中には莫大なお金がかかります。
金銭的な余裕がなければ、子育てをしている私たち親は、そのうち生活を圧迫されます。
自分のことにはお金を使えない、子供にお金がかかる為に、仕事・仕事・仕事で心に余裕がなくなる。当然その犠牲になるのは子供です。
私は金銭的な余裕がない生活は絶対に嫌で、会社で働きつつしっかりと副業で結果を出してきました。
現在、これまでの私の経験を元に「子育て世代の親がゆとりを持つ」ためのメールマガジンを無料で配信しています。
詳しくは以下をご覧ください。