
住宅ローン、会社員で持ち家を買う際には必ずぶち当たる壁ですね。
一体いくら借りられるんだろう?
よその家はどのくらい住宅ローン返しているの?
お金の話しってなんでこんなにデリケートなんですかね。
私はあまりこだわりがないので、今回はTOYODA家の住宅ローン事情をすべてお話しようと思います。
- これから住宅ローンを借りる
- 他所の家の住宅ローン事情が気になる
- どのくらい借りられるか不安
このあたりに答えていきましょう!
もくじ
住宅ローンは平均いくら?
家を買うときにはローンを組まずに買うのが一番ですね。
ってそんな人はほとんどいないのが現実。
まして会社員の家庭ならどんなに貯金していてもさすがに家をキャシュで買うのは無理でしょう。
そこで銀行や保険会社、または住宅支援機構(フラット35)などからお金を借ります。
住宅ローンの平均借り入れ額は一体いくらなのでしょうか、調べて見ました。
参考HP:住宅金融支援機構
まずは世帯年収
こちらは住宅金融支援機構による「世帯年収」です。
いちばん割合が大きい水色の部分は
- 世帯年収400万~599万円

驚くのは2007年からの調査で平均世帯年収が2017年にははじめて600万円を割り込んでいます。
それまでずーーっと600万円以上をキープしていたのに。
当然、高所得とされる1000万円以上の世帯年収も軒並みさがっています。
とにかくみんなお金がなくなってきているということです。
ちなみに筆者は会社員で副業を抜いて会社の給料だけでは濃い青色部分に入っている世帯です。
住宅ローンの平均借入額
気になる平均的な借入額ですが、
- みんな(全国)の平均を見てみましょう
年齢 | 40歳 |
家族数 | 3.2人 |
収入 | 598万 |
所要額 | 3537万 |
借入 | 2950万 |
頭金 | 447万 |
全国平均の住宅ローン借入額を見てみると、
- 平均年齢40歳
- 家族は3人
- 年収は598万円
- 住宅費が3537万円
- 借入額が2590万円
- 頭金が447万円
となりました。
これはあくまでも平均値なので、よくいうピンきりではありますが、
会社員であればおおよそ自分の年収や家族構成を考えたときに比較するポイントになりますね。
じゃあ実際、平均なんかじゃなくリアルな数字はいくらなんだというと?
住宅ローンをいくら払っているか教えます
今回は「他の人が住宅ローンをいくら払っているか知りたい」
という疑問を持つかたに、統計的な平均値ではなく会社員の私が実際に支払っている住宅ローンの内容をお見せします。
それがこちら↓

これはリアルに住宅ローンを借入れした先から送付されてきた毎月の返済額の資料です。
私の借入額と支払いの内訳はこんな感じです。
借入額 | 3350万円 |
期間 | 30年 |
金利形態 | 固定型 0.85% |
毎月 | 約61000円 |
ボーナス | 約270000円 |
少しでも総額を減らしたかったのでよくいう35年ではなく30年にしました。
ちなみに35年払いにした場合は、毎月とボーナスの支払いは減りますが総額では増えます。
35年でシミュレーションすると
- 3876万円
が総額とでました。
一方30年での返済合計額は
- 3798万円
その差は78万円です。借入金額が大きくなるほど、「なんだそれくらいなら毎月楽にしよう」と思いがち。
ですが78万円。
単体で見たらとても大きな金額ですね、35年で借入れする人もほとんどは期間を短くしようと繰り上げ返済をすると思うので、
それならはじめから返済期間を短くしようと思い30年を選びました。
ボーナス払いは総額で1400万円に設定しましたが、
まあこれは年間にすれば支払い額は同じなので月が多いか、ボーナスが多いか。
この違いだけですから会社員であればボーナス事情にあわせればいいかと思います。
住宅ローンで失敗する例
住宅ローンを考えるときについつい気になる隣の住宅事情。
この記事を見てくれたあなたもきっと「他の人がどのくらい住宅ローンを返しているのか?」
→調べて自分は失敗しないようにしたいのだと思います。
そこで莫大なお金を借りることになる住宅ローンの失敗例を見てみましょう。
銀行の貸出額いっぱいに借りる
住宅ローンは怖いものだと言う感覚がある人は心配いらないかもしれません。
気をつけなれけばならないのは
「銀行で審査通った!」
「〇〇〇〇千万まで借りれるぞ」
と住宅ローンを借りれることに有頂天になる方。
基本的に銀行や金貸しは、お金を貸したいんです。
お金を貸す事=売上なので当たり前ですね。
私も家を購入する前に銀行に相談したところ、5000万でも6000万でも貸しまっせ!
みたいなスタンスだったのでこれは余裕じゃん。と浮かれました。
それになんか認められた感ありますしね。
でもダメですよ、借りられる額と借りるべき額には大きな差があると覚えてお気ましょう。
住宅ローン開始前の家賃が跳ね上がる
住宅ローンは借金です。
生活費の中から嫌でもなくなるお金。
食費や交際費、趣味に使うお金は努力次第で減らすことができますが住宅ローンはそうはいかない「固定費」です。
現在の家賃と住宅ローンの支払いに大きな差がなければまったく問題なくやっていけます。
でも今の家賃が6万円なのに住宅ローンによって12万円になったら、苦しくならないわけがなく失敗します。
1万円の価値を見失う
これは私がお世話になった不動産会社の社長夫婦に口酸っぱく言われたことです。
扱う金額が大きくなればなるほど1万円を安いと感じます。
普段はスーパーで10円でも安い商品を探すのに。
コンビニおにぎり100円だと「ラッキー!」と嬉しくなるのに。
2000万、3000万のお金に向き合うと、少しの金利差で10万円違っても
「まあ10万くらいならいいか」
と完全に金銭感覚が狂います。
住宅ローンを組むときは、頭がおかしいヤツだと思われても1万円にこだわって判断することが失敗しない秘訣です。
まとめ
- 世帯年収は年々下がってきている
- 世帯年収は10年ぶりに600万を割り込み
- 住宅ローンの借入平均は2590万円
- 住宅ローン支払い年数は短いほど総返済額は減らせる
- 住宅ローンを借入限度額で借りてはならない
- 現在の家賃と大差ない支払い額に設定する
- 1万円にこだわって住宅ローンを考える