
家計簿は節約するために効果的な方法です。
でも、家計簿をつけようと思っても、何から始めていいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
家計簿を始めるときは、まず家計簿の項目を決める必要がありますよね。
そこで今回は、家計簿の項目を簡単に見ていきましょう。我が家に参考例も紹介します。
家計簿初心者や家計簿が長続きしない人こそ、家計簿はシンプルにするべきですよ。
もくじ
家計簿の項目は簡単シンプルに!我が家の家計簿
家計簿の項目をシンプルに考えると2つに分けられる
家計簿の項目は大きく分けて「固定費」と「変動費」の2つです。
固定費は、毎月の支出額がほぼ一定のもの。
変動費は、月ごとに支出額が変わるものになります。
では早速、固定費と変動費に分けて項目を見ていきましょう。
家計簿「固定費」の中身を見ていこう!
我が家の家計簿「固定費」は以下の通りです。
※特別な出費がない限り、あなたとの共通項目は多いはずです
- 住居費
- 水道光熱費(電気・ガス・水道)
- 通信費(携帯・Wi-Fi)
- 保険費(生命保険・自動車)
- おこづかい(夫・妻)
- 貯金(給料から先取り)
では、これらの項目について詳しく見ていきます。
住居費
家賃や住宅ローン、駐車場代、町内会費などが含まれます。
基本、毎月の支出額に変動はありません。
水道光熱費(電気・ガス・水道)
「光熱費」とひとくくりにするのではなく、我が家の家計簿では「電気・ガス・水道」を分けています。
なぜかと言うと、季節で水道光熱費が違ってくるからです。
夏より冬の方が暖房やお湯を使うので、電気代・ガス代が高くなりますよね。
家計簿を始めたばかりの頃は、電気・ガス・水道をまとめて水道光熱費として家計簿をつけていました。
そして、別に一覧を作って、電気・ガス・水道代の変動を見やすいようにしていましたよ。
通信費(携帯・Wi-Fi)
携帯やWi-Fiなどのネット回線などが含まれます。
意外とかかるんですよねこれが・・
保険費(生命保険・自動車)
生命保険や自動車保険、火災保険などが含まれます。
おこづかい(夫・妻)
夫、妻、(子供)のおこづかいが含まれます。
貯金(給料から先取り)
給料から先取り貯金をしている分です。
→【貯金額】30代4人家族の平均は?絶対にやってはいけない貯金方法
→子育ての貯金の目安!毎月の金額はいくらで困らない?学費のすべて
その他
子供が小さいのでまだ項目に含まれていませんが、
子供がいる家庭では「教育費」も固定費に含んでおくと良いと思います。
教育費には、たとえば習い事や部活費など決まってかかる費用が含まれます。
家計簿「変動費」の中身を見ていこう!

変動費という言葉、なんだか難しい響きもしますが固定の反対でその月によって多かったり少なかったりするお金のことです。
家計簿「変動費」は以下の通りです。
- 食費
- 外食・娯楽
- 日用品
- 服・美容
- 交通費
- 医療費
- 特別費
- その他
では、これらの項目について詳しく見ていきます。
食費
野菜やお肉、調味料など家庭で料理する際に使うすべての食材費が含まれます。
必ずかかる費用ですがいつも同じような買い物をスーパーでしていても実は大きく変動しているお金でもあるんです。
外食・娯楽
外食や出掛けたときの遊び代などが含まれます。
日用品
洗剤やトイレットペーパー、化粧品からオムツなどまで消耗品が含まれます。
服・美容
洋服や化粧品、美容院代などが含まれます。
交通費
ガソリン代やバス代、ETC代などが含まれます。
医療費
病院や薬代が含まれます。
特別費
冠婚葬祭や飲み会、お土産代などが含まれます。
その他
これまでの項目に該当しないものが含まれます。
例えば我が家の場合は、家電製品や家具の購入代金、それらが壊れたときの修理費などを「その他」の項目に分けています。
→家計簿ノートの作り方【簡単】初心者がおさえたい項目はこれ!
家計簿の項目を簡単シンプルにする理由は「年間収支」にあり!
家計簿をつけていても節約できない人に多いのが、家計簿のつけっぱなしです。
そもそも家計簿をつける理由は、毎月の支出の変動を見たり、年間収支をチェックするためです。
家計簿の項目を簡単シンプルにすることによって、支出や年間収支が比較しやすく、どこにお金がかかっているかを簡単に把握することができます。
そのためにも家計簿をつけることを習慣化することが大切です!
→家計簿の付け方はノートで簡単シンプルに!自作でレシートのみでも大丈夫?
我が家の家計簿をつけるときの手順
- 買い物をしたらレシートは一か所にまとめておく
- 一週間分のレシートやカード明細をもとに、週の家計簿「変動費」をつける
- 月末になったら、週の家計簿をまとめた月の家計簿「変動費」をつける
- 月の家計簿「固定費」をつける
- 月の家計簿「変動費」「固定費」を年間収支の表にまとめる
家計簿を付ける手順は、「週→月→年間収支」と3段階に分かれています。
最初は面倒だなと思うかもしれませんが、実際には週の家計簿をしっかりつけることができればオッケーなので、慣れれば簡単です。
繰り返しになりますが、年間収支をつけないと何をどう節約すればいいのかわからないと思うので、年間収支までつけるようにしましょう。
まずは短く、週/月単位で大丈夫です。
家計簿の項目は簡単シンプルに!年間収支から節約のヒントを得る
年間収支をつけることができたら、節約のヒントを見つけることができるはず。
先ほど、家計簿は大きく分けて「固定費」「変動費」の2つあると言いました。
節約の第一歩は、「固定費」を見直すことから始めます。
年間収支をつけているので、毎月何にどのくらいかかっているのかはわかりますよね。
年間収支を見て、お金がかかってるなと思う項目があるはずです。
料金シミュレーションで節約できる項目は要チェック
例えば、スマホやネットにかかる「通信費」や「水道光熱費」はどうでしょうか
格安スマホや格安SIM、電気の自由化などがあり、今よりも安くする方法はあるのではないでしょうか?
例えば価格ドットコムでは電気代のシミュレーションが簡単にできます。
その他、各社のHPでは乗り換えたときの料金シミュレーションができるので、その料金と年間収支を見て、どちらが安いか比較してください。
このように、「固定費」だけではなく「変動費」も年間収支で見ることによって、無駄遣いしている月を把握することができるので、さらに節約しようという気持ちになりますよ。
まとめ
- 家計簿の項目は大きく分けて「固定費」と「変動費」の2つ
- 「固定費」は、住居費・水道光熱費・通信費・保険費・おこづかい・貯金
- 「変動費」は、食費・外食・日用品・服・交通費・医療費・特別費・その他
- 家計簿の項目を簡単シンプルにする理由は「年間収支」をつけるため
- まずは「固定費」から見直す
家計簿で大事なのは「収入」
我が家では家計簿の項目を簡単シンプルにしてから長続きしています。
年間収支はお金に対する意識が高まるだけではなく、翌年の予算を考えるのにも役立ちますよ。
なんだか予算とか、まるで会社みたいですが、収入が少なくても多くてもまずは家計を見えるようにすることが大事なんです。
将来困ることのない安心した財産を手に入れるには20代、30代からの家計が鍵を握りますからね。
そこで考え方が狭くなってはいけないのが、「出ていくお金」だけに注目すること。
収入を増やせば家計簿はもっと楽に、そしてもっと楽しいものになります。
現在、私が20代の頃から家計に対して取り組んできた収入側の取り組みを、「家計をもっと豊かにしたい人」に向けて配信中です。
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