結婚してからお金の問題で夫婦に亀裂が入る家庭は少なくありません。
結婚して後悔した理由の一つに結婚貧乏もあります。
独身時代は比較的自由に使えているお金ですが、結婚式や出産、子供の将来を考えるとどうしても多額の費用がいるものです。
結婚してから夫婦で金銭的価値観が合わない、将来安心して暮らせる収入がない。
そこで今回は結婚貧乏で後悔した割合や、結婚貧乏を抜け出す方法をまとめました。
もくじ
結婚して後悔した割合は?
夫婦間で亀裂が入ると、「結婚しなければ良かった」と後悔することがありますよね。
まず結婚して後悔したと感じている人の割合はこのような結果でした。
約半分の人は結婚した事を後悔している

引用元:https://woman.mynavi.jp/lifesupport/marriage/blog/190407-292/
こちらはマイナビウーマンの女性向けアンケートの結果ですが男性もほぼ同じでしょう。約半数の女性が結婚を後悔しているという結果になりました。
結婚した2人に1人は後悔しているという意外と多い結果に驚きです。
結婚後の後悔に貧乏が関わる割合は?
では次に結婚して後悔した理由で、金銭的理由、貧乏が原因だといいう割合はどのくらいいるのでしょうか?
- 家事や育児に非協力的(49.1%)
- 妻の話を真面目に聞かない(32.0%)
- 稼ぎが少ない(29.0%)
- 金遣いが荒い(浪費家)(24.9%)/モラハラ的な発言をする(23.0%)/性の不一致(23.0%)/自分の親(とくに母親)の言いなりになる(14.5%)/妻の家事のやり方に文句を言う(12.6%)/家にいる時間が少ない(11.5%)/金遣いが渋い(ケチ)(10.4%)/容貌が衰えた(9.3%)/女癖が悪い(浮気が発覚)(5.6%)/その他(14.9%)
引用元:https://president.jp/articles/-/19787
稼ぎが少ない、金遣い荒い、ケチなど、金銭的な問題が結婚を後悔させているケースは非常に多い。
これは結婚前にお金を個人で管理しているときには意外とわからない盲点なんですよね。
結婚に必要な費用は?~結婚前に後悔しない
これから結婚の方は今後多くのお金がかかることを知っておきましょう。
特に結婚式をあげたり新婚旅行に行くなら費用が大きくかかります。具体的にどれくらいかかるか目安をまとめました。
※正確には地域や場所で変わるのであくまで目安として
- 結納式 18万
- 両親の顔合わせ 6万
- 婚約指輪 36万
- 披露宴 358万
- 新婚旅行 61万
- 新婚旅行のおみやげ 10万
平均的な結婚の初期費用だけでも約500万円(合計489万円)かかることが分かります。
一番お金がかかるのが披露宴です。ご祝儀も頂けますが、不足する可能性ももちろんあります。
また、結婚後には子供を大学まで卒業させるとなると一人につき2500万円以上は必要になると言われています。
→子育ての貯金の目安!毎月の金額はいくらで困らない?学費のすべて
なので結婚をするには相当な金銭面の余裕が必要になってくるのが分かりますね。
結婚後、貧乏を抜け出すには?手段は離婚なのか
結婚してからは、出産、育児、マイカー、マイホーム、趣味に生活までとにかくお金がかかります。
→貯金の仕方には法則あり|低収入の家族でも貯まる6つのポイント
後悔するほど家計が厳しい状況でしたら貧乏から抜け出す手段を考えなくてはなりません。
結婚貧乏を抜け出すにはどうすればいいでしょうか?
夫婦で節約する
単純ですが王道、節約するのも結婚貧乏を抜け出す一つの方法です。
お金持ちはケチとよく言われますが、お金がないと嘆いている家庭ほど無駄な浪費が多く家計がザル状態はよくあります。
→貯金が増えない人の特徴|ストレスなくお金を貯める方法はこれ!
普段の生活でも節約することは大切です。
複数にわけて使える食材を使って手料理をしたり、携帯代や電気代など固定費を見直すだけで十分節約になります。
今はほとんどいないかもしれませんが、未だに現金払いで家計のやりくりをしている人はそれだけで損をしています。
→電子マネーの種類一覧|多すぎて選べない人におすすめのカードはこれ!
また、お金をいくら使ったか把握するためにも家計簿をつけると良いでしょう。
家計簿をつけると食費や水道光熱費に毎月何万円かけているか分かり、何万円貯金できるかも分かるので大切なことです。
自分が稼いで貧乏脱出
時間に余裕があるなら、自分が働くことも良いと思います。
アルバイトやパートなどふつうに働くだけでなく、アフィリエイトや株やFXなど副業をはじめてみるとより効果的に稼ぐことが出来ますよ。
ただ、副業系は稼げるようになるまでの粘りが必要です。
→副業ランキングトップ10|おすすめ在宅ワーク【2019年】
給料アップできる職場に転職
やる気次第で、同じ職種の給料がアップできる職場に転職することも可能です。
年齢が40代だと転職は危ういですが、30代までならキャリアアップできる企業に就くこともできます。
終身雇用の時代はもう終わったと言われていますが、そもそも低年収の会社であればしがみついて仕事をする必要は一つも感じません。
世の中には知らないだけで仕事は山程あるので大きな決断をするのも転機になるかもしれません。
一方が浪費家だったら最終手段:離婚する
結婚を後悔している理由が、配偶者がギャンブルづけだったり、収入に見合っていない浪費をする人だったら離婚をすることも現実的。
ただ離婚は最終手段になるので、せっかく結婚した夫婦ですから
- 無駄な浪費が家計を圧迫していないか
- 現状の支出で削減できるものはないか
- 新たに収入を確保できないか
金銭的に不安から解消される方法は本当にゼロなのか模索しましょう。
まとめ
- 結婚に後悔した人は約半数
- 結婚に後悔した人のなかの理由で金銭面に関することだった人は約53%
- 結婚するのに必要な費用は約500万円
- 結婚貧乏を抜け出すには節約する、自分も稼ぐ、旦那を転職させる、最終手段は離婚する
今後を考える
仕事をしているとき、育児をしているときに「結婚した事を後悔する」のは本当に辛いものがあります。
特に子供がいる場合は安易に「離婚!」なんてできるわけもなく、それでも我が子の将来の学費や貯蓄を想像すると何千万と途方もない金額を考える必要があります。
子育て世代にとっては、20代、30代のうちから将来に向けて十分な貯金をしておくことは必須です。今や将来年金ももらえるか分からない・・・さらに老後は2000万の貯金が必要とも言われています。恐ろしい。
こうした先行き不透明な状況の中、会社の給料だけに頼らず新たな収入源を確保することが家計を潤すための最短の道なのは間違いありません。
現在私はこれまでの経験を活かし、「将来に向けて今すぐ行動したい方」へ向けてメールマガジンを無料で配信しています。
詳しくは以下をお読みください。