
20代から30代でこれから子供の成長につれてお金がかかるぞ!
という世代ですが、正直貯金は大事なのはわかるけどどのくらいを目安に貯金したらいいかわかりませんよね。
たくさんした方がいいのはわかってるけど生活費はなかなか削れないし・・
ということで今回は、子供のために貯金は毎月どのくらいが目安なのか、子供の将来にかかる教育費などから今のあなたの貯金額は多い?少ない?
それでは見てみましょう。
もくじ
子育ての貯金の目安は毎月いくら?

大学入学までに最低300万以上
目標は500万を貯金
子育て世代のパパ・ママ悩みの貯金ですが、上記は子供の教育にかかるお金を調べた結果から導いた貯金額の目安です。
いきなり目標金額を書きましたが、貯金は主に子供が高校、大学に進学する際にまとまったお金が必要となってきます。
おそらく多くの場合、マイホームやマンションはもっと早い段階で購入しています。
なので今回は子供のための貯金に絞って考えてみましょう。
大学までに500万!の根拠は後ででてきますが、毎月の貯金額は子供があと何年で18歳になるのかでも違います。
下の一覧表で、いまの貯金額の10年、15年後を見てみましょう。
金額別の貯金額一覧
毎月の貯金額を決めるためには、目標がいくらなのかが大切です。
なんて思っていませんよね。
特に子供がいる場合や、マイホームなど大きなお金がかかることを考えて、何年後にいくらくらいあったらいいな!と貯金額目標は持っておきましょう。
今回はわかりやすく、「10年貯めたらいくらになる?」を一覧にしてみました。
毎月の貯金額の10年後
一番左側が「毎月の貯金額」です。
定期的に同じ金額を貯金し続けた結果、10年後、15年後にはこのようになります。
毎月 | 1年 | 10年 | 15年 |
3000 | 36000 | 360000 | 540000 |
5000 | 60000 | 600000 | 900000 |
8000 | 96000 | 960000 | 1440000 |
10000 | 120000 | 1200000 | 1800000 |
15000 | 180000 | 1800000 | 2700000 |
20000 | 240000 | 2400000 | 3600000 |
25000 | 300000 | 3000000 | 4500000 |
30000 | 360000 | 3600000 | 5400000 |
35000 | 420000 | 4200000 | 6300000 |
40000 | 480000 | 4800000 | 7200000 |
45000 | 540000 | 5400000 | 8100000 |
50000 | 600000 | 6000000 | 9000000 |
毎月 | 1年 | 10年 | 15年 |
目先の貯金額でいえば、例えば5000円と10000円、月単位ではそこまで大きな金額差ではありませんよね。
でも10年、15年後を見てみると、なんと90万以上の開きが出てきます。
【ちょっと例え話し】
私は過去にタバコを吸っていました。
今は禁煙者ですが、当時タバコをやめれたのは健康ではなく「お金」を考えた結果です。
当時わたしが好きだった「LARK」が一箱400円。
1日1箱くらい吸っていましたから、
400円×30日=12000円
月12000円×1年=120000円
タバコ愛好家にとって、月に1万円程度はなんてことありませんが、
10年にしたら?
120万円ですからね。
日々の出費も貯金も、長い目でみると大変な金額になると痛感しましたよ。
30代家庭の平均貯金額は
30代家族の平均貯金額は368万円
これは子育てまっさかりの世代である、30代で4人家族の貯金額の平均です。
→【貯金額】30代4人家族の平均は?絶対にやってはいけない貯金方法
この記事で詳しく説明していますが、368万円といっても上下に大きく開きがあります。
というのも、30代ですでに1000万をしっかりと貯金する家族もいれば、財布は空っぽの貯金額50万以下もたくさんいるということ。
これが「平均」の落とし穴ですね。
なんて思ってはいけません。
平均金額なんて、50万以下に極端に少ない家庭があれば低くなるのは当たり前。
実は平均だからと安心していると、子供がいざお金がかかる年になってひどい目みるかもしれません。
子供の教育費の目安
貯金の悩みのタネは、やっぱり子供の教育資金。
マイホームも2000万円から4000万円前後と人生でもっともお金がかかる買い物ですが、これは売ってしまうこともできるし、選択肢はたくさんあります。
でも子供はそういうわけにはいきませんね。我が子には満足の行く教育をさせてあげたいものです。
こんな悲惨な家庭にはしたくないものです。
3歳から高校までにかかる費用
幼稚園や保育園から徐々に学費と言われるお金がかかりはじめます。
- 高校生18歳になるまでに、公立で進学した場合
→約500万円 - 高校生18歳になるまでに、私立で進学した場合
→約1700万
私立にかかる教育費用はえげつないですね。
しかもここまで「高校」ですからね。
大学にかかる費用
大学の進学率は57%
文部科学省の調査平成29年の報告書によると、大学進学率は57%で過去最高となっています。
ここがピークだとは思えず、この先10年をみても私達の子供はきっとほとんどが大学に進学するのと予想できます。
大学にかかる費用は以下の通りです
※クリックで拡大

こちらは、大学入学1年目にかかる費用です。
私立は公立のおよそ2倍近くの費用がかかります。高校までは公立進学であっても大学は私大というケースは多い。
さらに4年間の授業料がこちらです
※クリックで拡大

これはあくまでも「最低限」かかる入学金や、授業料です。
単純に足し算して、私立でもだいたい500万円か・・ではありません。
大学外でもひとり暮らしをすれば家賃や光熱費もかかり、通学に電車を使えば毎月の定期代や塾の費用などとにかくお金がぶっ飛びます。
というわけで大学までを通算してみると
- すべて公立で進学しても大学まで1000万かかる
- すべて私立で進学すると2000万以上かかる
もちろんこの他にも、塾や習い事、部活動に学校外活動と、子供には常にお金がかかってくるのはわかりきっています。
なので一番大きなお金が必要となる大学入学までに最低でも300万以上、できれば500万を目標に貯金しておくことをおすすめします。
難しいなあ・・と思ったら「児童手当」を貯金に当てるのも金額的に得策ですね。
→児童手当とは|いつからいつまで?いくら?【超わかりやすく説明します】
まとめ
- 子育ての貯金の目安は大学までに500万目標
- 毎月の金額は5000円違うと15年で90万も変わる
- 大学の進学率が約60%になっている
- 子供の学費には最低1000万以上かかる
実は貯金は難しくないって知ってます?
20代、30代にとっては子供が成人するまでの期間ずっと「お金」に頭を悩まされる気がします。
一般的な学費を見てもおそろしいくらいに数100万単位でお金は必要です。
さらに部活や塾などの学費外が心配なだけではないですね。親だって趣味など自分の人生を楽しみたい。
でも、もしも大きな病気にかかって急な出費が必要になったら?
会社や景気が傾いて守ってきた貯金ができない事態になってしまったら?
子供の成長に合わせて長い年月でみると私たち親世代は心配なことがたくさんありすぎますね。
そこで現在、わたしが20代の頃から築いてきた経験をもとに、「将来を明るくしたい人」に向けて無料でメールマガジンを配信しています。
詳しくは以下をご覧ください。