
NHK受信料の集金といえば色々な噂を耳にしますよね。
実際に集金人の訪問を受けて怖い思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか?
今回は、NHK受信料の訪問時間規定は一体どうなっているのか?さらに、NHK集金人の見分け方についてもまとめました。
しつこい集金人に困った時の対策についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
もくじ
NHKの受信料|訪問時間には規定がないって本当?
NHK受信料の契約といえば、昼夜を問わず集金にやってくるというのは良く聞く話です。
もう契約済みで、受信料を支払っている人にはあまり実感のない話かもしれませんが、色々な事情がありまだ契約していない人からすると、このような訪問にかなり迷惑しているようです。
特に、一人暮らしの女性は夜遅くに訪問してくるNHK受信料の集金人に、怖い思いをしたことがある人もいるのでは。
実は、NHK受信料の集金には訪問時間の規定がありません。
いわゆる一般的な「営業活動」「勧誘」は特定商取引法で午後9時頃から翌朝8時頃までの訪問は違法。
しかし、NHK受信料の集金は「契約督励」と言われており、営業活動ではないため訪問活動も特定商取引法から除外されています。
こういった理由から、昼夜を問わず訪問してくるわけですね。
NHKのひどい集金人の事例
さすがにいくらなんでもやり過ぎではないか・・という話をご紹介します。
ある時、夜23時過ぎに集合住宅の受信契約が終わっていない世帯のチャイムを全て鳴らして回る集金人がいたそうです。
たまたま在宅していた1人が対応し非常識な訪問にたいして「NHKにクレームを入れる!」と言ったところ、「クレームを入れるのは構わないが、法律を犯しているのはあなたの方だ!」と言って無理に契約を迫った。
またある時は、夜21時過ぎに家にNHKの職員を装い家に上がり込み、契約をするまで帰らないと居座ったあげく、最終的にはNHKの職員ではなくNHKから業務委託をされている会社の社員ということが発覚したそうです。
このように、常識では考えられないような事例が数多く報告されています。
これが自分の身におきると考えたら、ただでさえ遅い時間のチャイムは不気味なのでかなり怖いですよね。
NHK受信料の契約は必ず必要なの?
NHK受信料の契約は法律で決められているものであり、NHK放送の電波を受信できる環境がある場合は契約をする必要があります。
テレビがない場合でも、スマートフォンやパソコン、カーナビなどで受信できる環境があれば契約の義務があるということになりますね。
なお、契約は1世帯に1契約なので、受信環境が複数ある場合でも追加で契約をする必要はありません。
ちなみに受信料は
- 月額1,310円
- BS/CSが付くと月額2,280円
2018年5月にNHKより発表された全国の受信料支払い率は79.7%。
約5人に1人は契約をしていないことになりますね。
NHK受信料集金人の見分け方
実際に訪問を受けた人の口コミによると、NHKの集金人は服装が統一されておらず、スーツの人もいれば私服の人もいるようです。
これでは服装だけで見分けることは難しそうです。
では一体どのように見分ければいいのでしょうか?
ネット上の口コミからまとめた集金人の特徴は次のとおりです。
- スーツやジャケットを着ている人が多い
- 首から身分証を下げている
- 契約時に使うタブレット端末を持っている
- 名刺にNHK受託事業者という記載がある
名刺は実際に対面しないと入手出来ませんので、まずはインターホンなどで見た目を確かめるのがいいと思います。
これらが確認できればNHK受信契約の集金人であることが明らかになりますね。
しつこい集金人の訪問への対策
NHKの受信環境がないのにしつこい集金人の訪問に困っている、1人暮らしで遅い時間に訪問されて怖い
そんな時は、集金人が来ても絶対にドアを開けないことをお勧めします。
ネット上では、ドアを開けて対応したらドアに足を挟まれて、閉められないようにされたなどという報告もあります。
1人暮らしの女性や、もちろん男性でもこうした行動には恐怖を感じてしまいます。
国営メディアだから常識的なことしかしない、そんな考えは捨てましょう。一人で集金に回っている従業員ですからどんな人がいるかはわかりませんよ。
受信環境がなくて支払う義務のない人、夜遅くに訪問されて不安な人は絶対にドアを開けず、インターホンで対応するようにしましょう。
そして、対応する際にはとにかく支払いの義務がないことを伝えましょう。
家の立ち入り検査は捜査令状を持った警察以外許されていませんので、「家の中を見せてください」などと言われても断固として断って問題ありません。
それでもしつこくインターホンを鳴らしたり、連日訪問してくるなどの迷惑な行為が目立つ場合には、NHKにクレームを入れる、もしくは警察に通報するなどで対応をしてもらいましょう。
ネット上では、インターホンのモニターをカメラで撮影すると突然弱気になり帰って行ったという報告もありますので、これも有効な手段かもしれません。
まとめ
- NHK受信料の集金に、訪問時間の規定はない
- NHK放送の受信環境がある人は、受信料を支払う義務がある
- 支払い義務がない場合には強い姿勢で断ろう
NHK受信料の集金人がいかに非常識な訪問をしているのか、というのがよくわかりましたね。
いくら訪問時間に規定がないとはいえ、もう少し時間帯を選んで訪問してほしいものです。
とはいえ、NHKの受信環境がある場合には、受信料を支払う義務がありますので、まだ契約をしていなければきちんと契約をしておいたほうがいいかもしれません。
以上「NHK受信料の契約、訪問時間の規定はある?集金人の見分け方と対策方法のまとめ」でした。