
サラリーマンの全国平均年収を見てびっくり。
よっぽど特別な会社で無い限りここで調べた結果があなたの将来像です。
年収を見る前に、自分の年収の計算方法って知っていますか?
意外と勘違いが多い
NG:給料日やボーナスの時に振り込まれた金額全部を足す
OK:年収は税金などを引かれる前の総金額
ということでサラリーマンの生涯を通じて平均年収がどのように推移していくのか年代と年齢別に見てみます!
もくじ
一般的なサラリーマンの平均年収
サラリーマンの平均年収は転職サイトなどで紹介されていますのでわかりやすくまとめてみました。
今回は20代、30代、40代、50代の平均年収を見ていきます。
あなたの年収は平均と比べてどうです?
年代別平均年収表
※(単位:万円)
年齢 | 総合 | 男性 | 女性 |
20代 | 346 | 367 | 319 |
30代 | 452 | 487 | 382 |
40代 | 528 | 583 | 413 |
50代 | 645 | 690 | 442 |
引用元:https://doda.jp/
日本のサラリーマンはまさに年功序列
サラリーマンといえば昔は年功序列といって、長く会社にいれば年収があがるというのが当たり前でしたね。
それが最近では能力に応じてどんどん給料があがったり、20代の若手でも管理職に抜擢される、もちろん女性でも役員になったり女性管理職が増加するなど年齢だけがポイントではないという風潮になってきました。
でも現実は?
グラフにしてみるとまだまだ日本のサラリーマンの平均年収は年功序列というのがよくわかります。
年代別の平均年収グラフがわかりやすい

※画像クリックで拡大します
総合(緑)→年代があがると年収はあがり50代が最大になる
男性(青)→年代があがると100万程度年収があがり50代が最大
女性(オレンジ)→年代で年収があがるが全体で100万しか変わらない
国税庁のHPでも調べてみましたが、管理職などになる40代、子供の大学費用などの大きな出費が重なりそうな50代が一番年収が高くなっています。
気になるのが、女性の平均年収を見ると男性よりはるかに伸びが悪い。
同じ会社に勤めているとして20代から50代までで100万程度しか年収が変わらないって夢がなさすぎじゃないですか?
結婚、出産などがありますから、男性に比べて継続して会社にいる割合は少ないはずですが平均年収がここまで違うとまだまだ男女差って大きいんだなと痛感しました。
年代→年齢での平均年収は?
20代の年齢別平均年収

※画像クリックで拡大します
これは20歳から29歳までの年齢別の平均年収です。
20代前半は高卒で働き始めた方がほとんどを占めているわけですが、24歳あたりから徐々に平均年収が伸びていています。
大学や大学院の新卒者が平均を上げているのだろうと思います。
高卒には残念ですがホワイトカラーの稼ぎはさすがですね。
→ホワイトカラーとブルーカラーの由来|完全差別でしょ?違いは国だった
10代でこの記事を見ている人がいたら声を大にして言いたい。
サラリーマンになるなら大学には行っとくべき。ランクはなんでもよし。
30代の年齢別平均年収

※画像クリックで拡大します
30代では女性が緩やかなのに対して、男性がグンと伸びてきています。
会社のなかでも活躍する人とそうでない人がはっきりと分かれる30代。
特に30代は男女ともに結婚や出産、マイホームの購入など、プライベートで大きな転機も多い。
この頃から、女性の年収の伸び率がとても緩やかになって、グラフで見てもほとんど平行のとても緩やかな増額になっています。
39歳では男女を比べると約140万円の差があります。
30代後半から男性が管理職につくなど平均賃金をグンと押し上げる人も増えるでしょう。
ただ最近では会社に全力投球しなくても副業で稼ぐ男性も増えています。
→副業ランキングトップ10|男性におすすめ在宅ワーク【2019年】
40代の年齢別平均年収
40代は男女ともに急激に年収が上がったりということはないですね。
40代になるころには会社でもポジションが決まっていて、バリバリ出世を目指す層以外はまさに安定期。
生活水準もガッチリ決まっていてプライベートでは子供が中学校や高校、いよいよこれからお金がかかるぞ!といった年代です。
年収が大きく伸びないこの年代までにいかに貯金をしておくかが鍵になります。
→貯金の仕方には法則あり|低収入の家族でも貯まる6つのポイント
50代の年齢別平均年収
※サラリーマンなら
50代は子供が大学生になっていたりする時期で人生でもっともお金が必要な時期。
ちなみに子供にかかる大学の費用は
- 国立大学の平均:1年目で約84万円、4年間では約243万円
- 私立大学の平均:1年目に約115万円、4年間で約386万円
サラリーマンの最高年収は50代でもらえることがわかりますが、子供にかかる費用を考えると決して裕福になるわけではないですね。
→趣味にかけるお金は月平均いくら?サラリーマンが楽しむ方法はひとつ
まとめ
- サラリーマンの平均年収は年功序列型で50代が最大
- 20代の平均年収には男女差が少ない
- 30代では男性の平均年収がグンと上がる
- 40代では年収の変化が少ない
- 50代は平均年収が最大となるが出費がもっとも多くなる
サラリーマンで行きていく以上は、特別な会社や立場でもない限り平均年収の推移は平均とおりの人生になることが予想されます。
実は平均年収は大きく変えられる
サラリーマンの平均年収は日本の企業に勤めているかぎり、勤続年数=年収になることがよくわかりました。
テレビやネットニュースではしきりに「年功序列は終わった」、「これからは能力で稼ぐ時代」、「女性管理職が活躍!」など個人で稼げる時代がきたように報じられますが、実際はそんなこともない。
結局は長く勤めれば少しずつ給料は上がっていき、平均的な給料で子育ても可もなく不可もなく終えるという状況。
ところがそれはすべて会社の業績や景気に左右されるんです。
景気が悪くなれば日本企業の業績はガクンと落ち込み今回示した平均年収でさえもらえるかもわかりません。
会社に依存するということはそういうこと。
あなたは現在の会社の給料で十分に満足いく生活ができていますか?我慢したストレス生活はしていませんか?
私は20代の頃から将来を見通して絶対に困らない方法はないかとことん模索してきました。
会社の給料だけに頼る生活が不安だったのと、正直会社の給料だけでは「満足」いく快適な生活だとは思えなかったからです。
そこで私のこれまでの経験を活かして、将来が不安、本当はもっと安定したいという人に向けてブログには書けないメールマガジンを無料配信しています。
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