
会社に務めていれば嫌でも気にする出世問題。
40代もすぎて平社員まっしぐらならば、それはもうプロの平社員として一生終えればいいと思います。
しかし20代、30代であれば10年後の自分の姿は気になりますよね。
あわよくば出世してたくさん部下もってみたい、
「〇〇課長!〇〇部長!」なんていつか自分が呼ばれる日が来るかもしれない。
給料は今の2倍近くに跳ね上がり、好きなもの買って金に困るなんてことはない理想の40代を過ごしたい。
そう思って構えてるあなた。
絶対無理ですよ?
今回は大手一流メーカーで最年少で出世を経験した私が「大手企業」の出世事情をお伝えします。
もくじ
出世している男性の特徴「傲慢」
謙虚に価値なし
まず結論に近いことからいいますね。
見出しのとおり、大手企業で出世している男は皆まじで傲慢です。わがままで自分のことを実に可愛がっています。
これは自社だけでなく私が関わった同業他社の一流企業の役職者にほぼ通じる特徴です。
傲慢。
この言葉からはネガティブなイメージを持つでしょうけど決してそうではありません。
基本的に日本人は謙虚で自己主張しないタイプが9割です。
出世している男は基本的に謙虚ではありません。
誰かの発言を待ってから手をあげるようなチキンは出世しません。
敵も味方もいる
あなたは上司のことをどう思いますか?
- あいつは使えない
- 上司のやり方はおかしい
- 俺の上司は最高
- 上司のためなら死ねる!
どれが正解かというと、答えは・・全部です。
ビジネス以外では「ファン」「アンチ」なんていい方をしますが、まさにその2つ。
出世する男には必ずファンもアンチもつきます。
これは出世する前からついています。
上司に気に入られていたり、同僚に嫌われていたり、好き嫌いは関係なく。
人に評価される人間は出世する可能性が高いです。
あなたは評価されてますか?ファンは?アンチは?
出世できない男の特徴

出世する人に特徴があるように、逆に出世しない男にも特徴があります。
「彼は絶対に出世しないな」と自分の部下を見ていて感じた経験と、マンモス会社内での風評を踏まえて特徴を晒します。
- 基本的に謙虚
- 自ら発言できない
- 出世欲を口にしない
- ポジティブトークをしない
- 人にサービスしない
これは出世しない&出世しなかった方々の特徴をまとめたものです。
それぞれ簡単に見ていきましょう。
基本的に謙虚
先述したとおり、謙虚もほどほどにしないとただの自己主張できない置物と化します。
嫌なものは嫌、良いものは良い。頭のなかに意見はあるはずなのに表に出せない人間は謙虚で嫌われませんが好かれもしません。
自ら発言できない
仕事をしていると少なくとも5人~10人規模の会議や打ち合わせがあると思います。
そこで発言できない人はダメ。
内容は関係ありません。良くても悪くても言葉にできない人はそこにいても「価値」がありません。
出世欲を口にしない
最重要項目です。
ビジネス書籍で有名なナポレオン・ヒルの著書「思考は現実化する」で、人間の想像は必ず現実となる。
という思想的なことが書かれていますがこれに近いかな。
同僚でもいい、上司でも新入社員でもいい。
「俺は出世願望がある」一度も口にしたことがない人が出世するわけがないですよ。
見渡してください、社長や役員、部長も課長もなぜ役職で働いているか、
「嫌よ嫌よも好きのうち?」
いやいや、出世している男は必ずそれを望んでポジションをとっています。
ポジティブトークをしない
会社で重要なのは「仕事」だけではないんですね。
会社や仕事といえば必ずブラック企業やパワハラがでてきますが、やっぱり最後は「人」ですよ。
仕事の良し悪しを判断するのは一緒に仕事をしている人です。影響を受けるのも全部人。
そこで大事なのが言葉(トーク)です。
どっちの同僚と仕事がしたいですか?
A「また失敗したの?!この前も同じ失敗してたしお前ヤバイよそれ、上司なんて言ってた?」
B「失敗するうちが華だって、今の失敗が将来絶対お前の役に立つから、さあ次やろうぜ!」
言うまでもないですよね。同じ人間が書いたこんな文章だけでBに心が動くんですよ。
会話が人に与える影響は計り知れません。
人にサービスをしない
奉仕の精神です。
こんなエピソードがあります。
アメリカの船着き場でフェリーに乗ろうとしたときに、乗車券売り場の店員に、
「すみません、乗り場がわからないので教えてもらえますか?」と尋ねると店員はこう言いました。
「俺は乗車券売りだ、他で聞きな」
「は?」ですよね。
マクドナルドの店員に薬を飲みたいからお水をくださいと言ったら「氷はいれますか?」と聞かれたというのもあります。
ちょっと極端な例ですが、仕事上でもいかに人にサービス精神で尽くせるかと言うのは大事で、
求められたことだけをする人間はまず出世していませんね。
出世するためのポイント5選
出世する意欲があるけど、出世するにはどうしたらいいのかよくわからない。
とここまで読んでくれたあなたにはもうおわかりですよね。
出世するには出世しない人にならなければいいのです。
ここまで仕事の内容に触れていませんが、メーカーや企業での出世競争に仕事の出来高って実際あまり関係ないんですよ。
仕事ができる人だけが上司になるかといえばそんなことはない。
周りをみれば圧倒的に仕事力より人間力が高い人間が多いことに気づくと思います。
=「好かれる」ではないですからね。
それではもう一度出世できない人の特徴を見てみましょう。
- 基本的に謙虚
- 自ら発言できない
- 出世欲を口にしない
- ポジティブトークをしない
- 人にサービスしない
でしたね。
これを全部ぎ逆にすればいいんです。
↓
↓
- 謙虚より傲慢に
- 自ら発言しまくる
- 出世欲を口にする
- ポジティブトークをする
- 人にサービスしまくる
上司になる=部下を持つ です。
上司もまたそのうえの上司に選ばれた部下なわけで、
人が人を選んでいますよね。
人に選ばれるということは、何かしらの評価をされないとならないわけです。
仕事ができるでもよし、でもそれだけではダメです。
あなたが出世する人の特徴を知りたい、そのわけが自分の将来出世することを夢みているのであれば、
まずどんな部下と働きたいか?を考えると、おのずと上の5つに当てはまるでしょう。
あなたの部下が、はっきり意思表示をする傲慢で、発言力もあり出世欲も強い、いつも前向きで頼んだことはプラスαで返してくれる気の利く男。
こんな部下、なんとも頼もしいですよね。
この5つのポイントを実践していれば、
あなたを見る周りの目がみるみるうちに変わり注目を浴びる存在になります。
そこから先は周りが自然に持ち上げて、気がついたら上司の立場になっていたなんて未来がきっと待っています。
まとめ
出世する人の特徴
- 謙虚よりも傲慢
- 敵も味方も多い
出世するためのポイント5選
- 謙虚に価値なし傲慢であれ
- 自ら発言しまくるべき
- 出世欲は口にだそう
- ポジティブトークをしよう
- サービスで人に尽くそう
今回は企業で働きながら出世している上司の特徴をまとめてみました。
どんな人が出世するのだろう?
そこまで考えていれば出世はすぐそこ。5つのポイントを実践して早速ステップアップをはじめよう!